近年、休日の午前中などに080012363835から家の固定電話に不審な電話がかかってくるケースが多発しています。この番号は「株式会社ウッテヤ」や「株式会社ハセ」などと名乗る不用品買取業者のものです。「0800」で始まる番号は着信課金サービスで、ほとんどが営業目的の電話であり、折り返しの必要はありません。

「株式会社ウッテヤ」や「株式会社ハセ」などと名乗る

不用品回収テレアポのイメージ

この番号から電話をかけてくる不用品買取業者は、「株式会社ウッテヤ」や「株式会社ハセ」などと名乗ることが多いようです。また、同じ番号から「日商エステムからマンション投資の勧誘」という電話をしてくることもあるとのこと。いずれにせよ、知らない番号からの営業電話には要注意です。

「0800」から始まる番号は着信課金サービスで、ほとんどが営業電話

「0800」から始まる11桁の番号は、1999年7月に導入された着信課金サービスで、電話を受ける側ではなく、かける側が通話料を全額負担します。携帯電話の「080」と紛らわしいですが、「0800」番号からの電話は、ほとんどが営業勧誘目的の迷惑電話です。折り返す必要はありません。

休日の午前中に固定電話にかけてきた事例

ある休日の午前10時過ぎ、突然家の電話に08001236385から電話がありました。女性の声で「株式会社ウッテヤ」と名乗り、「切手や電池の切れた時計など不用品はありませんか?」と尋ねてきました。名前は名乗らず、「売るものはありません」とはっきり断ると、すぐに電話を切られました。

不用品買取業者にかかわるトラブル事例

不用品買取を装った悪質な業者による様々なトラブルが報告されています。「無料回収」のはずが後から法外な料金を請求されたり、お金になりそうなものを勝手に持ち去られたりするケースがあります。また、回収したものが不法投棄されることもあるため、適切な処理がされるか不安が残ります。不用品は自治体の回収サービスを利用するのが最も安全です。

「無料回収」のはずが後から有料を請求される

不用品回収を「無料」をうたい文句に営業してきながら、いざ回収の際に「これは有料です」などと言って法外な料金を請求してくる悪質な業者がいます。断ると態度を豹変させ、言葉巧みに料金を支払わせようとするため、トラブルに巻き込まれるケースが後を絶ちません。

お金になるものをどさくさに紛れて持っていかれる

「どさくさ紛れ」を狙っているかのように、依頼者が回収を頼んでいないお金になりそうなものまで、悪質な業者が勝手に持ち去ってしまうこともあります。まるで泥棒のような行為で、気づいた時にはトラブルになってしまうことも少なくありません。

回収したものが不法投棄される

悪質な不用品回収業者が引き取ったものの中には、適切な処理をされずに不法投棄されてしまうケースがあります。個人情報の書かれた書類などが含まれていた場合、後になって思わぬトラブルに発展することも考えられます。

家電リサイクル法対象の製品は適切に処理すべき

家電リサイクル法の対象となるエアコン、テレビ、冷蔵庫冷凍庫、洗濯機衣類乾燥機の4品目は、製造業者が回収リサイクルする義務を負っており、消費者はリサイクル料金の支払いが求められます。これらを不用品回収業者に安易に引き渡すべきではありません。

一番安全安価なのは自治体の回収サービスを利用すること

結局のところ、一番安全で安価に不用品を処分する方法は、自治体の提供する回収サービスを利用することです。粗大ごみ回収は自治体に依頼すれば、手数料を支払うだけで、指定の日時に自宅まで回収に来てくれます。トラブルに巻き込まれる心配もありません。

迷惑電話の簡単な撃退方法

迷惑電話に出てしまった場合でも、慌てずに丁寧に対応することが大切です。「不要」「要りません」とはっきり断りを入れ、相手のペースに乗らないことが肝要です。知らない番号への折り返しは避けましょう。万が一しつこい勧誘を受けた場合は、消費者を守る特定商取引法(特商法)に触れる行為だと伝えると効果的です。

「いりません」とはっきり断る。会話を続けない。

不用品の買取を持ちかける電話セールスには、「不要です」「必要ありません」とはっきりと断りましょう。相手の質問に答えたり、会話を続けたりすると、言葉巧みに契約を迫られるリスクが高まります。キッパリと断って電話を切るのが得策です。

知らない番号にはかけ直さない

見覚えのない番号から1~2コールで電話が切れても、折り返しの電話はしないようにしましょう。営業電話の可能性が高く、かけ直すとしつこい勧誘を受けるリスクがあります。留守番電話になっていても、用件を残さずに切る業者がほとんどです。

3つのフレーズで割って入る

どうしてもしつこい勧誘電話の場合は、以下の3フレーズを使って撃退を試みましょう。 1.「営業の電話ですよね。営業は迷惑です」と伝え、勧誘が迷惑行為だと認識させる。 2.「特商法はご存じですよね」と消費者保護の法律に言及し、違反すれば業務停止命令もありうることを警告する。 3.「お引き取りください」と丁寧にお断りの意思を伝える。 これらを続けて言うことで、大抵の業者は引き下がるはずです。

08001236385の電話応対はビジネスマナー違反

08001236385から電話をかけてくる不用品買取業者の応対には、ビジネス電話のマナーから逸脱した点が多く見られます。相手の名前も確認せずに電話をかけてきたり、いきなり会社名だけを名乗ったり、休日の午前中に個人宅の固定電話に営業の電話をかけてきたりと、非常識な対応ばかりです。こうしたビジネスマナーに反した営業手法は非生産的で、疑問を感じざるを得ません。

相手の名前を確認せずにかける

ビジネス電話のルールとして、まず相手の会社名や部署名、担当者名を事前にリサーチし、電話口で名乗ってもらった後に改めて確認するのが基本です。ところが08001236385の業者は、相手の名前も尋ねずにいきなり用件を話し始めるため、失礼な印象を与えてしまいます。

いきなり会社名だけ名乗る

同業者が第一声で「株式会社ウッテヤ」などと会社名だけを名乗るのも問題です。「不用品買取の株式会社ウッテヤと申します」など、業種も添えて伝えないと、相手は何の会社か見当もつきません。結局会話が長引くことになり、お互いの時間を無駄にしてしまいます。

休日の午前中に個人宅にかける

ビジネス電話は平日の就業時間内に行うのがマナーですが、この業者は休日の午前中に個人宅の固定電話にかけてくるケースが目立ちます。プライベートな時間を邪魔されるうえ、在宅確認のような印象も与えかねません。非常に失礼で、イメージを大きく損なう行為だと言えるでしょう。

こうした営業電話に生産性はあるのか疑問

ビジネスマナーを心得ない非常識な営業電話は、果たして成果につながっているのでしょうか。多くの人にとって迷惑この上ない行為であり、会社の信用を失墜させるだけです。顧客のニーズに真摯に向き合い、適切な対応を心掛けることが、長期的な発展につながるはずです。

管理人より

08001236385に限らず、不用品回収の営業は時期問わず増えている状況で、私のもとにもいくつか電話が掛かってきます。

開口一番で、不用なものはありませんか?と聞かれますので、「まずこの電話が不用なのでは?」と思うわけですが、さすがにそれは言わずにさっさと電話を切るようにしています。

というのも、電話の相手側が私の母ぐらいのご年齢のような気がして、強く対応できないのですよね…(もしかしてこれを狙っているのか!?恐ろしや!)

ただ、話を続けてもお互い得るものはないのでさっさと電話を切るようにしています。

対応としては、不用品回収は電話番号に対してローラー営業している印象なので個人の特定はされていないために、さっさと電話を切ってしまうことだけでよさそうです。